
袴の予約は ”いつから” ”どこで” する?
袴を着る機会はなかなかないため、学生の約9割の方がレンタルを利用するようです。
レンタルするのであれば、もちろん「予約」が必要ですが、その際に気を付けるポイントは何でしょうか?
予約は秋前までには済ませよう!
ほとんどの学校で卒業式は3月におこなわれますよね。 けれども卒業式の準備は、その半年以上前の「秋前」行うのがベストです!
レンタルのピークは9月~10月ごろで、4月から予約する方も増えているんだとか…! 袴を早めに予約することで、こんなメリットがあるんです。
自分の気に入った色柄の袴が選べる
さまざまな色柄のある袴ですが、やはり在庫数には限りがあり、人気の色やデザインは早い段階で予約が埋まってしまいます。 卒業式は複数の学校が同日程で行うこともありますから、予約が集中してしまうのも仕方がありませんね。
特に3月20日前後は卒業式が集中し、予約が遅くなればなるほど着物の選択肢はどんどん減ってしまいます。
予約のピーク前であれば、自分の気に入った着物や袴が選び放題です。 特に4月のはじめには新作も出そろうため、自分の気に入った一着が着たい!という方は早めに予約をしましょう。
自分の好きな時間が選べる
着付けの時間も、早い時期に申し込めば都合の良い時間を選択することができます。 朝の4時から着付け…なんてことは避けたいですよね。
着物レンタル店のプランに含まれているサービスを確認し、追加で美容院等の予約が必要であればまとめておさえてしまいましょう。 このように、袴のレンタルが決まればスケジュールも組みやすいですよね。
着付け場所は学内と自宅近くのどちらが便利?
学校によっては、学内で展示会を開催し、卒業式当日に学内で着付けをしてくれる場合もあります。 卒業式当日は、大学内で着付けをするのと、自宅近くのレンタルショップで着付けをするのとどちらがよいのでしょうか。
学校内で着付け
学校で着付けやヘアセットをしてくれるプランであれば、着付けをしてから移動をしなくて済むので非常に楽です。 私服で学校まで行き、式が終わったら再び私服に戻って帰宅することができるでしょう。
しかし、メイクはプランに入っていない、着物の種類が豊富でない、など思っていたサービスが受けられない可能性もあるので確認が必要です。
また、袴を着るのが式の間だけになってしまうため、少し物足りない感じを受ける方もいらっしゃるようです。
地元のレンタルショップで着付け
レンタルショップを利用するのであればまず、選べる袴、着物の種類が広がります。 メイクやヘアスタイルもじっくり相談し、好みに合わせて調整してくれるところが多いようです。
また、袴姿で自分が通い続けた通学路を通い、また帰宅するため卒業の実感がわきやすいなどといった声も見られます。
しかし、自宅と学校が離れている場合には、袴姿で電車や車にのるのは大変でしょう。 袴は座った時に崩れやすいため、注意が必要です。
着付けは学校で、ヘアメイクは別の場所で申し込む、なんて方もいらっしゃいます。
ご自身の学校が業者を取り扱っているのかや学校と自宅との距離を考えて選ぶとよいかもしれませんね。
次のページでは、いよいよ 卒業式に向けての準備リストを紹介します!