草履選びのポイント

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草履には様々な型やデザインがあります。自分に合った草履を見つけるためのポイントをご紹介します。

草履の型は2種類ある!

草履には細型小判型があり、細型のほうが小判型よりも足を乗せる面積が小さくなっています。

それぞれ履き心地が異なるので実際に履いてみて、歩きやすい方の型を選ぶことをおすすめします。

草履のかかとは高いほどフォーマル向き

一般的な草履のかかとの高さは5cmから6cmで、かかとが高いほど、結婚式などのフォーマルな場面に向いています。

高さが6cm以上のかかとが高い草履は振袖や訪問着などフォーマルな場で着る着物に合わせやすく、高さが6cm未満のかかとが低い草履は浴衣や紬などの普段用の着物に合わせやすくなっています。

履き心地が良いデザイン

草履で足を痛めないためにも歩きやすく、自分に合った草履を選ぶことが大切です。

歩きやすく疲れにくい、自分に合った草履を見つけましょう。

①クッション性のある草履

足が触れる台の部分がクッションになっていると足が疲れにくいのでおすすめです。

台の部分が固いと足に負担がかかってしまうので、長時間歩くと足の裏が痛くなってしまうことがあります。

クッション性がある草履なら長時間体重がかかっても足への負担が少ないので、できるだけ柔らかい素材のものを選びましょう。

②草履のかかとの高さ

草履にはかかとが高いものと低いものがあります。かかとの高い草履はスタイルが良く見えやすいので人気があります。

一方、かかとが低い草履は安定感があり、軽いので歩きやすくなっています。

かかとが高い草履で歩くのが不安な方は、かかとが低い草履を選びましょう。

足を痛めない草履の履き方のコツ

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新品の草履は靴と同じで自分の足になじむまでは靴ずれを起こしやすいので、新品の草履を履く前には、以下のポイントをしっかりと確認しておきましょう。

草履を履く前に気を付けること

鼻緒をほぐす

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草履を履く前に、鼻緒をほぐして中の型紙を柔らかくすると足が痛くなりにくいです。

新しい草履を履く際に足を痛めるのは、鼻緒の部分が足になじんでいないことが主な原因です。

履き続けると徐々に鼻緒が柔らかくなり、肌へのダメージが少なくなるので長時間歩く時も疲れにくいです。

草履を履く時に気を付けること

①鼻緒と指の間に隙間を残して履く

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草履を履く時は鼻緒と指の間に指が1本入るくらいの余裕を持たせて履くと足を痛めにくいです。

奥に指を入れすぎると前つぼと呼ばれる鼻緒の部分に肌が当たってしまい、靴ずれしてしまうことがあります。

なるべく直接鼻緒と指の間が触れないように、少し隙間を開けて履くようにしましょう。

②草履をななめに履く

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鼻緒ずれを防ぐために草履を斜めに履きましょう。

草履は板の中心に穴が開けられているのでまっすぐに履こうとすると、前つぼの部分に指の間が当たり擦れやすくなってしまいます。

そのため草履の中心線から少しずらし、かかとを内側にして斜めに履くと鼻緒ずれを防げます。

それでも痛い場合の対処法

それでも足が痛い場合は以下の方法で痛くなりやすい部分をガードするのがおすすめです。

①絆創膏を貼る

絆創膏を痛くなりやすい親指と人差し指の間と、人差し指の鼻緒が当たる部分に貼るとガーゼがクッションになり鼻緒が直接肌に触れなくなるので痛みを和らげることができます。

②ベビーパウダーをつける

絆創膏でカバーする部分と同じところにベビーパウダーを少量つけると肌へのダメージが少なくなるので痛みも軽減できます。

③クリームを塗る

鼻緒が当たる足の甲の部分はボディークリームやハンドクリームなどを塗ると鼻緒の滑りが良くなり擦れにくくなります。

着物姿を華やかに魅せる草履の履き方と歩き方

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自分に合った草履を履いて、より着物姿を美しくみせるためにはいくつかのポイントがあります。

上品な着物姿にみせるためにはどのようなことに注意すれば良いのでしょうか。

①立ち姿で草履を履くときには片足ずつ履く

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美しい立ち姿で草履を履く時には片足ずつ丁寧に履きましょう。

着物を少し持ち上げて前つぼと指の隙間を少しあけて、かかとを内側にして斜めに履くことを意識して履きます。

草履に傷がついてしまうのでつま先をトントンして履くのはやめましょう。

②草履はかかとを少し出す

草履を履くときはかかとを少し出して履くようにしましょう。

着物姿が最も綺麗に見える草履のサイズは、かかとが草履から1㎝から2㎝ほど出るサイズとされています。

草履を履いた時に重心を前にかけすぎると足に負担がかかってしまい、逆に重心を後ろにかけすぎても歩きにくくなってしまいます。

かかとを少し出すことでバランスが良くなるので、綺麗な立ち姿になるだけでなく、足に負担をかけることなく歩くことができます。

③大股やパタパタ音はNG!歩き方も美しく

草履を履くときはつま先を少し内側にして歩くと歩きやすいだけでなく、上品な歩き方に見えます。

また歩幅は10㎝くらいで着崩れしないように、後ろ足のひざの裏側を伸ばして歩きましょう。

そして鼻緒を足の指で挟みながら歩くと大きな音を立てずに歩けます。

おわりに

いかがでしたか。草履には様々な種類があり、事前の準備や履き方の工夫で足を疲れにくくすることができるということをお伝えしました。

美しい着物を着ても草履で足を痛めてしまっては気分も上がりませんよね。

着物姿や浴衣姿をより素敵にみせるためにも自分に合った草履を選び、足に負担をかけない履き方を心掛ければお出かけを最大限に楽しめること間違いなしです。